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普段耳にする噂や間違った認識…女性のカラダのこと、しっかりお伝えします! 
来院された多くの方に低用量ピルを紹介し、内服をすすめています。「	私が皆さんに低用量ピルをすすめる理由」を7つあげてみました。
 
	  生理の量が減る生理痛が軽くなる月経前緊張症(生理前のイライラやおなかのはり)がなくなるふきでものがでなくなって、お肌がきれいになる生理がくる日が分かる、生理をずらすことができる子宮内膜症の予防ができる卵巣ガン・子宮体ガンのリスクが減る この7つの理由をご覧になって、低用量ピルを「生活改善薬」と呼べると思われませんか?低用量ピルは現代女性にとってこそ必要不可欠なものだと思っています。 もちろん低用量ピルは経口避妊薬(OC)でもあります。コンドームの失敗率をご存じでしょうか?コンドームの失敗率(一般的な使用)は15%です。失敗率15%、これが確実な避妊といえるでしょうか?いえませんよね!!
 確実な避妊は、低用量ピルだけです。避妊は低用量ピル、性病予防はコンドームと考えなければなりません。
 欧米先進国は低用量ピルを多くの人が内服しています。ドイツでは妊娠可能年齢の58%の女性が低用量ピルを内服しています。ドイツやイギリスでは10代の女性には無料です。(安全な薬で飲んだ方がいい薬なので国が無料にしているんです!)女性が低用量ピルを内服することは常識なのです。 低用量ピルの副作用を心配される方が多いですが、とても副作用の少ないお薬です。ちまたで言われることのある「太る」「不妊になる」「ガンになりやすい」などは、まったくの誤解で間違ったうわさです。
	  多くの方で副作用はないですし、マイナートラブル(飲みはじめの軽度の嘔気など)のことがほとんどです。
 ただし、非常にまれな副作用ですが、脳梗塞・心筋梗塞といった血栓症(血管の中に血液のかたまりが詰まる病気)という重篤な副作用が起きる可能性があります。
 なので、血栓症のリスクの高い方(高血圧、肥満、35歳以上で1日15本以上タバコを吸う方など)はOCを服用することはできません。
 女性の皆さんに正しい知識を持って頂きたいですし、日本の女性も欧米先進国の女性と同様に「低用量ピルの恩恵」に預らなければならないと思っています。 低用量ピルのお薬名:ファボワール28、ファボワール21、ルナベル ULD、ルナベル UD、トリキュラー28、トリキュラー21、ヤーズ、ラベルフィーユ28、ラベルフィーユ21、シンフェーズT28※1か月分 2.500円
   
	  
	  相手にコンドームなしでセックスされてしまったり、コンドームが破れたりはずれてしまったりして、「どうしよう!!」と思ったことはありませんか?  そんな時、生理がくるまでとても不安になりますよね。  緊急避妊法は、そういった時にセックスの後で妊娠を回避する方法です。
 まずはすぐにお電話にてご相談下さいね。もちろん、中学生・高校生お一人でいらして頂いて OKです。保険証は必要ありません。安心していらして下さいね!。
   Q、飲み方は?セックスから72時間以内にホルモン剤を内服します。
 「レボノルゲストレル」1.5mg 1錠を1回内服して頂きます。
 Q、副作用は?「レボノルゲストレル」では副作用はほとんどありません。
 Q、効果はどれくらい?かなり高い確率で妊娠を回避できます。しかし残念ながら100%ではありません。
 これを機会に 確実な避妊法=「低用量ピルを普段から継続して内服する」を一緒に考えて見ませんか!
 *緊急避妊費用 (薬剤料・指導料すべて込み):8200円保険外(全額自己負担)ですので,保険証は必要ありません。
 	 
*子宮頸ガン子宮頸ガンはセックスで感染するHPV(ヒトパピローマウイルス)が原因となり発症します。HPVはセックスにより女性の約8割は一生のうちに感染すると言われています。なので、セックスの経験があれば、誰しも子宮頸ガンになる可能性があるのです。
 大事なのは1年に1回子宮ガン検診を受けることです。最近、20代、30代の若い女性の子宮頸ガンが増えています。20歳になったら1年に1回は必ず子宮頸ガンの検診を受けましょう。早期で発見できれば簡単な手術で治療でき、その後妊娠も可能なんですよ。 *子宮体ガン子宮体ガンは女性ホルモンの異常によって発症するガンで、閉経前後、閉経後に多いガンです。更年期・閉経後の方は、子宮頸ガンだけでなく必ず子宮体ガンの検査も受けましょう。
 *札幌市子宮ガン検診対象:札幌市にお住まいで会社等の検診を受ける機会のない方20歳以上の方、2年に1回偶数年)
 料金(子宮頸ガンのみ):1,400円
 料金(子宮頸ガン+子宮体ガン):2,100円
 
現在、最も多い性病は「クラミジア感染症」です。クラミジアは、無症状の方が多いので、検査をしてみなければわかりません。クラミジアの感染は、放っておくと卵管がつまったり癒着したりして、不妊や子宮外妊娠の原因になることがあります。セックスの経験のある方は必ず検査をおすすめしています。
 次に多い性病は「淋病」です。セックスによる淋菌の感染が原因でおりものが多くなり、膿のようなおりものがでることがあります。クラミジアと同様に不妊や子宮外妊娠の原因となるので、検査しておきましょう。
 HIVや梅毒が心配な方は、血液検査にて検査を致しております。性病に感染しないために妊娠希望がない間は必ずコンドームを使いましょうね! 
生理痛を我慢していらっしゃいませんか?生理痛は、子宮内膜症や子宮筋腫のある「器質性月経困難症」の場合もありますが、特に原因のない「機能性月経困難症」と呼ばれるものがほとんどです。生理痛は「痛み止め」や「低用量ピル」で軽減させて、快適に過ごせるようにするのが一番いいんですよ。
 生理痛がある方は、まずは子宮内膜症や子宮筋腫がないかどうかチェックするために検診にいらして下さいね。そして、できるだけ生理痛を軽くして快適に過ごせるように一緒に考えましょう。 
生理痛はありませんか?現在、出産する年齢が遅くなったことや出産回数が減ったことで子宮内膜症の患者さんが増えています。最近では20代の女性にも多くみられます。 子宮内膜症は、子宮の中の子宮内膜の組織が、卵巣や卵管、骨盤腹膜など子宮以外の場所に発生する病気です。症状としては、生理痛、下腹部痛、性交痛、排便痛などです。また、不妊の原因となることも多いです。
 子宮内膜症の薬物治療は 平成20年に子宮内膜症治療薬として保険適応となった低用量ピル(ルナベル)、同じく平成20年に子宮内膜症治療薬として認められた新しい経口のプロゲスチン製剤(ジエノゲスト)、女性ホルモンを一時的に下げて内膜症の病気の勢いを抑える偽閉経療法(レルミナ錠)を行っています。 世界で一番子宮内膜症の治療として使われている薬は「低用量ピル」です。生理痛がある方は、子宮内膜症がないかどうかも含めて検診されることをぜひおすすめ致します。 
子宮筋腫は40代の方ですと4人に1人がもっているといわれる子宮にできる良性の「コブ」です。症状は、生理痛がある、生理の量が多い、血の塊がでる、貧血などです。良性の病気ですので、症状があまりなく、大きくないものは経過観察を致します。 症状がある方は 痛み止めや低用量ピルで症状を抑えたり、また、子宮筋腫は女性ホルモンが栄養分となって大きくなる病気ですので、女性ホルモンを一時的に下げる偽閉経療法(レルミナ錠)を行っています。すごく大きなものや子宮筋腫が妊娠の邪魔をすると思われる方には手術をおすすめ致しております。 
そろそろご結婚を考えられている、ご結婚が決まった際には、必ず検査をおすすめしています。 子宮頸がん検診、性病検査(クラミジア・淋病)、経膣超音波で子宮・卵巣に異常がないかどうか検査致します。また、採血にて貧血がないか、ホルモン検査なども必要であれば行います。 また、「ブライダルOC(OC:低用量ピル)」をおすすめしています。結婚式当日に生理があたってしまっては大変です。結婚式に生理をあてないために低用量ピルの内服をされるといいと思います。 また、低用量ピルは「ふきでもの」を治す効果が高いので、「結婚式をきれいなお肌で」迎えるために、結婚式の3~4か月前から低用量ピル(ファボワール・マーべロン)を内服することをおすすめ致しています。「ふきでものが治って、結婚式にお肌がきれいで本当によかったです!」とご好評頂いております。 
札幌医大では思春期外来を担当しておりました。中学生や高校生のお嬢さんは、生理痛があったり、生理不順があったりしても婦人科を受診するのに抵抗がある方が多いです。
 麻生レディースクリニックは、「男子禁制」ですので、中学生の方なども学校帰りに制服でいらしております。セックスの経験のないお嬢さんは内診はせず、問診や採血(ホルモン検査や貧血の検査)、経腹超音波(お腹の上からエコーをあてて子宮・卵巣を診る)で検査を致しておりますので、怖がらずに安心していらして下さいね。 
受験の日に、生理があたってしまっては大変です。なかには運悪く受験に生理があたってしまい、具合が悪くて実力を発揮できないお嬢さんもいらっしゃることは、本当にかわいそうなことです。特に、大学入試は私立の受験、センター試験、2次試験と続きます。ですので、11月くらいから低用量ピルの内服をはじめ、「すべての試験に生理をあてないように」調節しております。大学入試を受けられる方は、ぜひ11月くらいにご相談にいらして下さいね。
 
生理は一般的には25~38日でくり返します。生理の周期が短くなったり(24日以内)、長くなったり(45日以上:生理が2週間以上遅れる)する時は、一度ホルモン検査などをされることをおすすめ致します。
 ストレスやダイエットによる体重減少などが原因となっていることがあります。放っておく期間が長くなればなる程、治療に時間がかかることが多いですので、放っておかずに、早めに相談にいらして下さいね。 
コンドームの失敗率(一般的な使用)は15%もあります。確実な避妊は「低用量ピル」だけですので、現在妊娠希望のない方にはできるだけ低用量ピルの内服をおすすめしています。 
生理前になるとあごの辺りに「ふきでもの」がでたりしませんか?大人の「ふきでもの」はホルモンバランスと大きく関係しています。 「ふきでもの」の治療には、「低用量ピル(ファボワール・マーべロン)」が最適です。3~6か月くらい低用量ピルを内服すると、本当にふきでものがよくなりますので、ぜひ相談にいらして下さいね。「ふきでもの」のない透きとおる「美肌」を目指しましょう! 
旅行や大事なイベント、試験などには生理があたらないほうがいいに決まってますよね。予定の生理の6日前までなら、プラノバール(中用量ピル)もしくはノアルテン(黄体ホルモン)の内服にて生理をずらすことができますので、お気軽にご相談にいらして下さいね。
 ※費用(指導料+お薬代):3,800円~4,000円
 
外陰部のかゆみは多くの方が経験あることと思います。単なるナプキンやおりものシートでのかぶれの場合も多いですが、「カビ」であるカンジダという真菌によっておこるカンジダ腟炎のこともよくあります。カンジダは常在菌とよばれ、腟の中に元々いる菌です。しかし、疲れていたり、風邪をひいたりなどで身体の抵抗力が低下している時、腟の中でカンジダが増殖してしまい、カッテージチーズ様のおりものが増えたり、外陰部のかゆみがでます。
 治療は腟錠と塗り薬です。カンジダ腟炎はきちんと治療すれば、かゆみもすぐに治りますので、外陰部のかゆみが続く時には迷わずにすぐに診察にいらして下さいね。 
「外陰部が痛い」という時は、「性器ヘルペス」のことがよくあります。「性器ヘルペス」はヘルペスウイルスの感染によっておこる病気ですが、感染しても必ず発症するとは限りません。 ストレスや風邪などで身体の抵抗力が落ちた時に、外陰部に水疱ができ破れて潰瘍ができるとひどい痛みが生じます。痛くてつらいですので、迷わずにすぐに受診されて下さいね。飲み薬と軟膏を処方致します。 
避妊をせず2年経つと90%のカップルは妊娠するといわれております。避妊せず2年たっても妊娠されない場合は、ご相談にいらして下さい。現在は出産を希望される年齢が遅くなっています。妊娠は女性の年齢に大きく左右されますので、35歳以上の方は避妊せず1年妊娠されなかったら受診されることをおすすめ致しております。
 一人で悩まずにまずはご相談にいらして下さいね。 
喫煙は老化を早め、お肌のくすみやシワがひどくなるのは一目瞭然です。また、喫煙は、心筋梗塞や脳梗塞になりやすくするだけでなく、乳ガンや子宮頸(けい)ガンのリスクも高くします。そして、女性は妊娠した時、赤ちゃんのためにタバコは絶対やめなければなりません。妊娠中の喫煙は赤ちゃんへの虐待です。タバコには最初から手を出さない、吸っている方もとにかく早くやめることです。 麻生レディースクリニックでは「禁煙外来」を行っています。「チャンピックス錠」というお薬を内服することで、イライラなどのニコチン切れの症状を軽くするほか、タバコをおいしいと感じにくくなります。なので、今まで禁煙できなかった方も「チャンピックス錠」を内服しながらなら、きっと禁煙できますよ。 さあ、アナタも早くタバコをやめましょう!私たちがアナタをサポートさせて頂きます♪ |